経絡の氣の巡りを活性化させ、自然治癒力を高める

経絡ヨーガ療法の作用

経絡ヨーガ療法は、経絡に働きかけるヨーガのポーズと呼吸法により、あらゆる病氣の原因と言われている「氣虚」と「氣滞」を解消し、生きる源である生命エネルギー(氣)を活性化させることで、人体に本来備わっている恒常性維持機能(自然治癒力)を高めます。

 

経絡理論

古来から中国やインドでは「目には見えないエネルギー(氣)のシステムが、顕現しているすべてのものの源である。このエネルギーシステムによって、すべての物理的存在の生命は維持されており、生きる源である生命力そのものである」と考えられています。
この生命力そのものである「氣」は、「人体の各組織や臓器を結びつけ包み込む、包括的なネットワークとして身体の中を川のように流れている」と言われており、東洋医学ではこのネットワークを「経絡」と呼びます。

経絡系に十分なエネルギー(氣)があり、スムーズに流れていることが身体と心の調和とバランスを取る上で大変重要です。
エネルギー(氣)が不足したり活氣がない状態を「氣虚(ききょ)」と呼びます。
エネルギー(氣)の流れが滞ったり乱れていることを「氣滞(きたい)」と呼びます。
ヨーガや東洋医学では、この「氣虚」と「氣滞」が、あらゆる病氣の原因であると考えます。

 

氣の機能と病

カタチはなく、目には見えませんが、「氣」には特定の働きがあります。
心と身体が正常に機能するうえで、「氣」は大きな役割を担っています。
身体を動かし、有害な環境から身を守り、食べ物からエネルギーを吸収し、血液や体液の正常な流れを保ち、体温を調整して適切な体温を維持する…などが「氣」の作用です。
健全な「氣」には、<強さ>と<流動性>があり、<強さ>が損なわれると「氣虚」になります。
「氣」が本来の健全な機能を果たすことができない時に「氣虚」が生じ、活動性が落ちて慢性的な無氣力や病弱などを引き起こします。
また、「氣」の<流動性>が損なわれると「氣滞」になります。
ほとんどすべての病氣や、原因不明の身体の不調(肩こり・めまい・腰痛・倦怠感など)の奥には、池に溜まってしまった腐敗した水のように「氣の滞り」があります。

経絡ヨーガ療法は、健全な<氣>の機能~氣の<強さ>と<流動性>~の両方を同時に高め、病氣の予防と治癒・回復を促します。

 

陰の組織と陽の組織

東洋医学では、「氣」が物理的領域に現れると「陰」と「陽」という相補う2極に分かれると考えられています。


人体においては、下半身・前面は「陰」となり、上半身・背面は「陽」となります。
また、内臓や骨と骨に付着する結合組織(靭帯)は身体の深部にあるので「陰の組織」
皮膚や筋肉や筋膜は体表近くにあるので「陽の組織」となります。

 

陰の組織と経絡

1985年に全日本鍼灸学会において、「経絡とは結合組織内を流れる体液の一定の通路である」ことが、数多くの実験を重ねた結果、実証され発表されました。
「経絡」は陰の組織である結合組織(骨や靭帯)を流れ、関節を潤し、身体の陰の組織と陽の組織を結び付けています。
その為、経絡の「氣」に働きかけるには、結合組織にアプローチするヨーガの取り組みを行う必要があると言えます。

 

経絡ヨーガ療法

経絡ヨーガ療法は、一般的に知られている筋肉を使い筋肉を強めたり伸張するハタヨガ・アイアンガーヨガ・アシュタンガヨガとは全く異なります。
経絡ヨーガ療法では、筋肉を意識的に働かせるのではなく、筋肉を緩めた状態で、結合組織(靭帯)に適量の負荷をかけ、経絡の氣を巡らすことに主眼を置きます。
靭帯に無理のない負荷を加えることで、靭帯は徐々に強くなり柔軟性が増し、全身の氣を巡らせることで自然治癒力を呼び覚まします。

筋肉を使わない為、ポーズは座位か仰臥位(仰向け)となり、筋肉を緩めるために、個々の身体の状態に応じて必要な場合は毛布やクッションなどの補助器具を用い、身体が心地よくくつろぐのできる状態を作ります。

アクティブなヨーガとは異なり、経絡ヨーガ療法では1つのポーズをリラックスして約3~5分(初心者は1~3分)保持します。
瞑想のように一定時間静止状態を保つことで<氣の強さ>を高め、じっくりと結合組織(靭帯)に働きかけることで<氣の流動性>を高めます。
静かに身体の声に耳を傾けることでストレスレベルが下がり、気付かないうちに溜め込んでいた過度の緊張や凍り付いたトラウマからも解き放たれ、全体の氣のレベル(質)も高まります。
また、無理なく静止状態を保てるようになると、自分自身に対する~静観や感受性~も高まります。

30代前半頃からは加齢に伴い、身体にあるすべての水分、特に関節を潤していた滑液成分が減り、身体のしなやかさや柔軟性は減少してゆき、関節の可動域が狭くなります。
関節が硬くなってしまうと、関節周りの結合組織(骨や靭帯)も縮んでしまい、広げようとしても広がらず痛みが生じます。
関節が障害されると、その可動域が狭くなるだけではなく、その動きの制限によって身体の「氣」の流れが低下し、内臓や全身の健康状態にも悪影響を与え、心が不安定になる原因にもなります。
経絡ヨーガ療法は、関節の硬化や固定化を防ぐと同時に、変性した組織を活性化し、経絡の氣に栄養を与え、心と身体を健康な状態へと回復させます。

 

経絡ヨーガ療法【個人指導 料金】

初回体験 3,000円
2回目以降 1回60分  6,000円
回数券(60分×11回)60,000円
※すべて税込