【経絡ヨーガ療法の理論と実践⑥内臓の健康】

経絡ヨーガ療法では、<體・心・魂>という全体の健康を保つ上で、‟内臓の健康”が極めて重要であると考えます。

中国医学では、内臓の各臓器はそれぞれに、肉体面・エネルギー面・感情面での作用を持っており、それが心と體の健康に直接関わっていると言われています。
また、内臓は、各臓器を流れる経絡という氣のラインと密接に繋がっていると考えられています。
各内臓、體の組織や器官、エネルギーや感情などの関りの一部を表したものが写真の表となります。

 

體には14本の経絡があり、体幹の中心を流れる督脈・任脈を除く、12本の経絡がそれぞれ各臓器と結びついており、経絡ヨーガ療法では、ポーズを用いて、これらの経絡に働きかけることができます。
「肝・心・脾・肺・腎」の5つの経絡と臓器のペアは、基本となる5つの感情と結びつき、私たちの情動と行動に影響を与えます。
同じように、強く感じた感情は、私たちの経絡や臓器に影響を与えます。

肝(肝経・肝臓)のバランスが崩れると、「怒り・嫉妬」
脾(脾経・脾臓)のバランスが崩れると、「強迫観念・心配」
肺(肺経・肺)のバランスが崩れると、「悲しみ・悲嘆」
心(心経・心臓)のバランスが崩れると、「憎しみ・抑うつ」
腎(腎経・腎臓)のバランスが崩れると、「恐れ・不安」という感情が生じやすくなります。

機能不全を引き起こしている臓器や経絡が、感情の働きを阻害するのと同様に、不安定であったり、過度な感情は、體の不調や病氣を生み出します。

経絡ヨーガ療法は、これらの感情を解きほぐし癒す作用もあり、<體・心・魂>という全体を健全で健康な状態へと導きます。