【経絡ヨーガ療法の理論と実践③坐法】

経絡ヨーガ療法で行う呼吸法を実習する際の座り方について、ご紹介させていただきます。

ヨーガにおいて呼吸法や瞑想を行う時は、背骨が床に対して垂直になる姿勢を保つことが基本となります。
経絡ヨーガ療法における、呼吸法や瞑想に適した坐法は主に6種類あるのですが、ここでは基本の2種の坐法をご紹介いたします。

Ⅰ:ビルマ坐
左足のかかとを陰部の前に置き、右足のかかとを左足の前に置き、膝は大きく開きます(図①)
股関節が硬く、膝が開きにくい場合は、膝の下にクッションを置いてもOKです(図②)
また、骨盤がやや前傾するように、坐骨の下にクッションを置くのもよいでしょう(図③)

Ⅱ:ヴァジュラ―サナ(割坐)
坐骨の下にクッションを置き、足先を後ろに向けて座ります(図④)
両足のかかとは、お尻の外側に置きます。
これらの姿勢を取る際には、快適さを保つため、ヨガマットもしくは毛布など敷いて行いましょう。
また、これらの姿勢が難しいと感じる場合は、胡坐や正座、椅子に座るなど、背骨が床に対して垂直になる姿勢であればOKです。
顔や首、肩・腕・足などに緊張感を伴わないよう、リラックスすることを心掛けてください。
少なくとも10分はラクに座ることのできる坐法を選びましょう。
ヨーガの様々なアサナ(ポーズ)は、この「座る」という瞑想の姿勢を快適に保つことができるよう
體全体を整えるためにある。と言うことができます。
體や心に歪みや乱れ・不調があると、「静かに安定して座る」ということが難しく感じるでしょう。
そして、「静かに安定して座る」を練習することで、<體・心・魂>が調和を取り戻します。
まずは、無理なく「今」の自分にとって最も快適であれる座り方を見出してみてください。

前回の投稿でご紹介したパワンムクトアサナも、上記を参考に、ご自身の快適な座り方で行ってくださいね。